今日は慢性関節リウマチ(RA)患者におけるリアライン・インソールの適応について書きます。
RA初期の段階で、著明な変形が無い状態でインソールを使っていただくのがベストだと思います。それであれば、立方骨の支持、ショパール関節安定化の効果が最大限に活かされて、変形の予防に役立つはずです。
ある程度進行した場合は、可動性の有無によって判断してください。主なチェックポイントは、
1) 立方骨を足底から押して挙上できるか
2) 楔状骨が舟状骨に対して内側に滑るか
3) 全体として前足部が回内できるか
以上の可動性が無い場合は、インソールの効果は得られにくく、また中央アーチパッドが不快感を生むかもしれません。いずれにしても、日々の症状の変化を見ながらということにならざるを得ないと思います。
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