リアライン日記・・体のゆがみを取り除くリアライン・コンセプト: 9月 2010

2010年9月24日金曜日

リアライン・レッグプレスのレンタル受付開始

このリアライン・レッグプレスは、膝関節の良好なアライメントの維持・回復のために不可欠な役割を果たすことが期待されます。今回、発売と同時にその使用感をお気軽に確認して頂くため“レンタル制度”を提案させていただきます。この機会に是非とも貴院・施設・スポーツチーム等への導入をご検討くださいますよう、お願い申し上げます。


【レンタル制度】

 21日間: 無料レンタル(送料はご負担ください)
 22日目から: 1,000円/日



【特徴】

 軽量(約9kg):家庭内などで容易に運搬が可能です。
 安価(69,300円):クリニック、病院、接骨院、フィットネスクラブ、スポーツ現場、家庭などでお気軽にお使いいただけます。
 付属のゴムチューブを使うことで、自動介助運動、自動運動、抵抗運動と段階的に膝関節の内旋筋のトレーニングを行えます。
 内旋位を保ったままでレッグプレス運動を行うことができます。




【使用場所】

1. 医療機関内でのリハビリテーション
 ほとんどの膝疾患のリハビリテーションにおいて、スクリューホーム運動回復を目的としてご使用いただけます。軽負荷の自動運動をベースとした運動ですので、急性症状が改善したらすぐにでもお使いいただくことが可能です。必ず医師の指導の下で運動を実施してください。

2. フィットネス
 膝のゆがみやO脚が気になる方などに、ゆがみのないすっきりとした膝関節を取り戻していただくためにご使用いただけます。また膝のゆがみが、膝周辺の組織を緊張させて下腿以下のむくみの原因となっている場合もあります。

3. 家庭
 膝のねじれやO脚が気になる方、変形性膝関節症で医療機関でのリハビリが終了した方など、家庭で日々のエクササイズとしてご使用になれます。膝の痛みなどで整形外科での治療経験のある方については、必ず医師にご相談ください。

4. スポーツ
 膝のねじれはアスリートのパフォーマンスに重大な影響を及ぼします。鍛えた筋力を最大限に活かすためにも、ねじれのない真っ直ぐな膝を獲得することが大切です。



【使用方法】
1. 医師の許可:痛みや治療中の疾病がある場合は事前に医師にご相談下さい。

2. 準備
① ポジション:イス座位でご使用ください。
② 固定:足部を足部固定部のマジックベルトでしっかりと固定してください。
③ 膝の可動域:レッグプレスの位置を調節して、膝が最大限伸展できるように配置してください。

3. エクササイズの実施
① 内旋運動(自動介助):足部内側にあるゴムバンドを引くことにより、介助しながら下腿内旋運動を行います。このとき股関節を内旋させてはいけません。

② 内旋運動(自動):ゴムバンドを使わずに下腿内旋を行うことにより、自動運動(軽負荷)を行います。このとき股関節を内旋させてはいけません。

③ 内旋運動(抵抗運動):足部外側にあるゴムバンドを引くことにより、抵抗を与えながら下腿内旋運動を行います。このとき股関節を内旋させてはいけません。下腿が十分に内旋し、なおかつ内側ハムストリングスが十分に緊張し、外側ハムストリングスが弛緩していればこの段階は終了です。

④ 内旋位レッグプレス:足部外側にあるゴムバンドを引きつつ、下腿を十分に内旋します。内旋位を保ったままでゆっくりとレッグプレス運動を反復します。このとき、内側ハムストリングスは常時緊張している状態を保ちます。



【問い合わせ】

  shop@g-lab.biz  0823-70-4550

2010年9月23日木曜日

”リアライン” アスリートサポート制度の開設

GLABではトップアスリートに対して、怪我の予防や再発予防、そしてパフォーマンスの向上を目的としてインソールとバランスシューズを提供します。

近日中にGLABshopにて詳細を公開しますが、その概要は以下の通りです。


【サポート内容】
A1ランク: 世界ランキング上位・国際大会入賞レベル・日本代表チームメンバー
 ・弊社商品をご提供いたします。 
 ・商品の改良などへのご要望にも積極的に取り組ませていただきます。
 ・リハビリテーションや怪我の治療に関するアドバイス、パフォーマンス向上や怪我の予防に関するコンサルティングを無料で実施します。

A2ランク: 日本国内上位入賞レベル・プロアスリート
 ・弊社商品をご提供いたします。
 ・リハビリテーションや怪我の治療に関するアドバイス、パフォーマンス向上や怪我の予防に関するコンサルティングを有料(特別料金)で実施します。

Bランク: 全国大会出場レベル
 特別価格(定価の60%)にて商品をご提供いたします。
 
Cランク: 県大会上位入賞レベル
 特別価格(定価の80%)にて商品をご提供いたします。



【問い合わせ】

  shop@g-lab.biz  0823-70-4550

下後鋸筋の収縮を誘発するエクササイズについて

下位胸郭が閉じてしまう状態をChest grippingといいます。特に伸展型の腰痛において、重要な原因の一つと考えられています。


Chest grippingが起こる原因として、
 ①上腹部の過緊張
 ②胸郭の運動学的異常
 ③下位胸郭を横径拡張させる筋の機能不全
が考えられます。下後鋸筋は③に関連していると考えられる筋で、その作用についての研究を進めています。


下後鋸筋は広背筋の深部にあるので、表面筋電図ではどうしても広背筋の活動を拾ってしまいます。それを防ぐため、写真のようにワイヤー電極を用いて、広背筋、下後鋸筋、脊柱起立筋の筋活動を測定してみました。


大学院の中村君が論文を投稿している途中のため、詳しくは書けませんが、3つほどのエクササイズにおいて、下後鋸筋の単独収縮に近い活動が誘導されました。

今後は、これらのエクササイズがもたらす効果について調べていく予定です。

リンパ腫用ストッキングの伸張試験

今日は、三重県桑名市のコベルコ社に行ってきました。

以前、常翔学園の90周年イベントで私が考案した”医療用ストッキング装着補助装置”が、ストッキングにどの程度の破損をもたらすかを調べる必要に迫られ、コベルコさんに試験を依頼したわけです。

写真のようにストッキングの細いところ(下腿部)を装置にかけ、”医療用ストッキング装着補助装置”と同じ長さにまで伸張します。ロードセルにてその際の張力を測定し、2000回の耐久試験を行いました。

1回目は、扇形の固定具の角でストッキングがこすれて破れてしまいましたが、紙やすりで処理することで解決。あとは順調に2000回の耐久試験を3種類のストッキングで実施しました。(してもらいました。)


脂肪リリース

最近、このブログで何度か書いている脂肪リリースについてです。

今日は、肩関節の可動域に及ぼす効果。下の写真はある飲み会にて、肩の外転制限がある理学療法士さんです。最初は両肩の外転可動域が約120度だったのが、左肩の三角筋周辺の脂肪体リリースを行った後、下の写真のように。



上海に行ってきました

上海に初上陸!

上海で開催された展示会に、リアライン・インソールとリアライン・インソール・フェムを出展しました。Sample Labさんに委託して出展したので、出展者である私は最終日に様子を見に行っただけでしたが、展示した商品サンプルがいつの間にかどんどん減っていったとのこと…。困ったものですが、注目されるのはうれしいことです。
 
今後、中国への販路拡大も期待できそう!? 


もう一つの目的は、インソールやバランスシューズを製造してくれている共和ゴムとの生産に関する打ち合わせ。

寺阪社長、いつも発注などでお世話になっている上海出身の姜(じゃん)さん、上海営業所の謝さんに私を加えた4名で、上海郊外のある工場を訪問しました。 今後、この工場にフェム、インソール、そして新商品のバランスサンダルを外注することになるかもしれません。


そして、夜はやはり上海料理! 思ったよりあっさりして、とても美味しい! 


姜さん前にある物体は、たっぷり小豆のかき氷。



仕上げは寺阪社長と一緒に足つぼマッサージへ。

上海の町中を歩きまわった後だったので、心地よい刺激にぐっすり。何をされたかまったく覚えていないが、目が覚めたとき足は快適でした。その夜は、かなり血行の良い足でぐっすりでした。

2010年9月16日木曜日

62歳 トライアスリート Gappaさんのインソール体験談

********** リアラインインソール1  **************
先日からでぐっさんの解説が続いていますが個人的な感想を述べさせていただきます。
 
本日、キャファさん所へリアライン・インソールを購入に出向き、脚についてのお話をしました。幼児期からの発育の結果として現在の体があるのでは ないかという話です。キャファさんの発育はドイツ人の影響を受けたご両親の元で靴を注意して選びよく歩いて育ち、私は小学校3年まで畳に正座して食事する 習慣があり運動靴もまったくいい加減で育ちました。子供のときに適正なシューズをはいてよく遊び、しっかり歩きながら育つのが必要だなという結論に達しま した。
  
 
足腰に問題が生じ、リアライン・インソールでカバーしなければならないのは先天的な問題もありながら後天的な影響によるものが大きいのではないかということです。帰宅してすぐにインソールのセットを始め、ためし履きを90分も繰り返しました。最初の感じでは結論はグッドです。


中央アーチを取替えながらフィッティングを繰り返して左ブルー。右レッドで決定しましたが本体の熱成型は行いませんでした。従来から使用しているコンフォーマブルとの差を感じるために何度も履き比べをすると、足のどこをサポ-トしているかがよく分かり納得です。
 
今回の購入で取扱説明書からの知識を得るだけでも大きな成果です。インソールが支持すべき位置と支持してはいけない部位が分かっただけでも目から うろこです。今までのインソールは土踏まずのサポートが中心で体験的な常識でしたがリアラインの論理的なサポートは大きな期待をもてると思います。
 
本日、26センチを購入しましたが帰ってサイズを測りますと27.3センチありました。通常27.5センチのASICSのターサーワイドを使用する私にピッタリです。リアルライン・インソールは幅広気味で大きめのサイズです。足幅の狭い方には合わすのは苦労がいるかも知れません。明朝はバイクシューズで使用してみます。午後はウエートトレーニングでも試してみます。期待できそうです。


************ リアラインインソール2 *************
今朝はバイクシューズにセットしました。

古いシマノ(SH-R212)の27.5ですが右側が入りきりません。左はスムーズに入ったのですが右シューズの方が小さいのかギリギリでした。シューズの違和感はありません。いい感じでペダリングできました。筋肉の張りや不快感はありませんでした。ただ踵部が少し厚めなのでシューズによっては細工が必要かわかりません。


午後はジムで使用しているNBのシューズに入れました。期待していたのはスクーワットでどこまで踏ん張れるかという感覚です。これも普段とは変わらず違和感はありませんが気持ち、膝が安定していて不安感がありませんでした。

やはり一番効果を発揮するのはやはりランニングのときではないでしょうか。足元から来るアライメントの修正効果は筋肉に変な張りを作りません。ウエートトレーニングを終えて気が付いたのは脹脛の血行がいいのか浮腫みが無く筋肉の部分的な張りを感じませんでした。


確実に効果はあります。明日は今日のデッドリフトの筋肉痛がどう現れるか楽しみです。



 *****  コメント1   ******
42歳 トライアスリート デンボ象さん

すでにこのインソールで500キロ走ってますがいつも発生する腸脛靱帯の張りが少ないですわ。


 *****  コメント2   ******
Gappaさん

そうでしょう。


個人差はものすごくありますから人によって改善される場所はいろいろだと思います。腸脛靭帯の張りが少ないということは殿筋や股関節周りやら血流がスムーズなのではないでしょうか?


 *****  コメント3   ******
Gappaさん

昨日のウエートトレーニングで使用した報告を書きます。
リアライン・インソール使用の効果があります。

本日の疲れや痛みは左右対称です。いつもの様な片寄った筋肉痛はありませんでした。確実にいつもとの違いがありました。

先ほど歯を磨いていて歯の隙間まで変わっていました。信じられないと思いますが私の体はそこまで反応します。いつも歯間ブラシを入れるのですが歯間が左右対象になってブラシの通りがスムーズなのです。

もうここまで行くと「ReaLine教」に入門確実です。アリガタイ!アリガタイ!

2010年9月15日水曜日

WCPT投稿完了

本日締め切りのWCPT(世界理学療法士学会)に3演題の登録を終えました。

(1) The morphology of the tibial eminence as a potential contact area with the femur in the knees of adolescences

(2) The role of the serratus posterior inferior muscle evaluated with surface and wire electromyography and ultrasonography 
 
(3) The effect of a 15-minute warm-up program using the BalanceShoes on improving athletic performance in young volleyball players

新ゼミ生の研究計画

9月から7名の3年生が研究室に加わりました。7名の希望と研究室のプロジェクトを考慮して、それぞれの研究テーマを決めているところです。

現時点で次のようなテーマとなりつつあります。
1.膝関節のスクリューホーム運動回復のリアライン・エクササイズの歩行動作に及ぼす効果
2.足関節背屈位安定性を阻害する屈筋支帯のマルアライメント
3.インソールがスポーツパフォーマンスに及ぼす効果
4.肩関節後方タイトネスに対する効果的なストレッチおよび徒手療法
5.骨盤マルアライメントに起因する腰痛の病態解明
6.ACL損傷予防プログラム
7.足部リアライメントと下肢運動連鎖

まだまだこれからですが、何とか年内にはデータ収集を終えたいと考えています。 

中日ドラゴンズ 宮前コーチがGLAB来訪

本日、中日ドラゴンズの宮前トレーニングコーチがGLABを訪問されました。カープとの試合で広島に滞在されている中、来ていただきました。

これまでのバランスシューズの感想、インソールの野球向けのカスタマイズのアイデアなどをいただくとともに、今後バランスシューズを野球界で振盪させていくためにいろいろとディスカッションしました。是非とも、野球選手向けのバランスシューズトレーニングを構築していきたいと思います。

 
そして、肩のコンディショニング゙として、三角筋周囲の皮下脂肪リリースを選手に試していただいたそうです。肩がすっきりと上がって、好評だったそうです。

 
ちなみに、今日は10対1でドラゴンズの圧勝でした。

2010年9月14日火曜日

美容PT3 足のむくみ取り

女性の美容の悩みの一つに、足の”むくみ”があげられます。足部だけではなく、足首、そして下腿、ひどい場合には大腿まで。

その原因についていろいろな説がありますが、その結論はまだ得られていません。

今回、静脈の走行を確認しつつ、また静脈瘤が起こりやすい場所を確認しつつ、皮下脂肪リリースを行いました。すると、皮膚に浮き出た静脈がどんどん細くなり、むくみが改善しました。

今回は残念ながら何も測定をしていなかったので、次の症例では周径などの変化も測ってみます。どこの皮下脂肪リリースを行うかは、現時点では企業秘密です。

皮下脂肪リリース: 若年性肩関節拘縮の治療に成功

大学院生の I 君の肩は外転制限が著明です。
いつからかこうなったのか本人も分からないが、両肩共に外転可動域が70度程度。これまで、私を含めて研究室内のPTたちの様々な治療でも効果は一時的・限定的でした。

その肩が、今週は180度外転が可能になっています。しかも、その効果がこれまでになく、2日以上持続している。

行った治療は、三角筋の表面にある皮下脂肪リリースでした。三角筋の筋膜から皮下脂肪の滑走性を回復させるようにリリースしたところ、三角筋全体の緊張が嘘のように軽減され、それと共に外転可動域が一気に回復。

皮下脂肪の滑走不全が深刻な影響を及ぼす可能性が高くなってきました。少し文献調べます。

2010年9月13日月曜日

バランスシューズの使用報告

ある女子バレーボールチームのトレーナーの方から、バランスシューズ<膝関節用>の使用報告をいただきました。

 私どもが実験させていただいた貴社の「リアライン・バランスシューズ」の効果について報告させていただきます。



 貴社のサイトでご紹介されているエクササイズのレベルⅠ~Ⅳまでを2週間ごとに更新し、その都度垂直跳びと、片足幅跳びの数値を計測していきました。レベルⅠ終了時が最も伸び率が高く、しかしながら個人の最高数値はⅢ終了時、もしくはⅣ終了時に計測されました。


 一方、普段から足関節の不安定性を訴える選手や、前十字靱帯断裂の経験を持つ選手の実践後の感想も良好なもので、彼らにとっても手放せないツールになるかもしれません。


 個人的な感想ですが、自分自身長くコンディシニングトレーナーとして活動してきた中で、「この動きの不全は○○筋の弱化あるいは不作動からくるものだ。だから○○筋が作動しなければならない。だからこの条件でこういうエクササイズを・・・」  「○○関節に問題がある。この関節の位置と動きを・・・」と考えてやってきたのですが、いつも「このエクササイズをすれば自動的に体の方がその意図を達する」というようなものを探しておりました。リアライン・バランスシューズはそれに大変近いもので、素晴らしいツールであると感じております



ということで、たいへん有難いコメントをいただきました。チーム名は公開できませんが、GLABとしてはこのチームの大躍進(=日本一)を応援しています。

 
この結果は、私たちが男子大学バレーボールチームで行った実験とほぼ同じです。普段からハイレベルなトレーニングを行っている選手(男女とも)において同様の結果であったことは、下肢のアライメントの不良がスポーツパフォーマンスの足を引っ張っていることが再確認されたと思います。
 
アライメントを修正するトレーニング法として「リアライン・トレーニング」を提唱し、CPV(バレーボール指導者雑誌)に連載しております。このようなアライメントの問題にご興味のある方は、CPVのバックナンバーを是非ともご覧ください。 
 
 
 
 
 

2010年9月10日金曜日

バランスシューズの実施報告

神奈川で活動されているトレーナーの服部氏を通じて、以下のチームでバランスシューズを使っていただいています。いずれも大学・高校で素晴らしい成績を残しているチームですが、これらのチームのさらなる躍進を応援します。

松蔭大学バスケットボールチーム  
  2009 関東女子バスケットボールリーグ 第3位
  2010 関東女子バスケットボールトーナメント3位、
  2010 関東女子バスケットボールリーグ 1部

長野県飯田工業バレーボール部  
  2009 北信越大会出場


神奈川県立茅ヶ崎北陵高校女子バスケットボール部
  2010 沖縄インターハイ 出場





REMENTA Rがバーニーズニューヨークで販売決定

リアラインインソールフェムを内蔵したハイヒール”RAMENTA R”シリーズ(ホウジョウプランニングオフィス)が、バーニーズニューヨークで販売されることが決定。10月より、銀座、新宿、横浜、神戸の4店舗で販売される予定です。

ヒールの高さは9㎝
色は黒、ベージュ、青、赤。
価格は25000円程度になる予定。

ホウジョウプランニングのハイヒールは、シンプル、プレーンなパンプスです。飽きのこないスタイルで、とてもおしゃれなデザインです。インソールを内蔵していますが、靴底のデザインもオシャレに仕上がっています。

発売時期が確定したらここでお知らせします。

2010年9月8日水曜日

CSPT横浜 第3回 ACL再建術後

9月5日は、横浜での第3回CSPT。テーマはACL再建術でした。


ACL再建術は幅広く行われ、成績も安定していますが、本当の意味でノーマルな膝、完全に元通りの膝には戻らないケースがほとんどです。筋力も健側の90%を超える確率はそれほど高くはありません。

その原因の多くは、大腿四頭筋の筋力回復を妨げる膝蓋下脂肪体拘縮。これを予防するための方策をいろいろと講習しました。

とにかく重要なのは術前リハ、そして術直後の2週間。この2週間を間違えると、取り返しのつかない機能低下が起こります。これはACL再建術に限ったことではなく、すべての手術に言えること。単純な関節鏡手術でもとても重要です。

ところで、受講者の中に3日前にタナ障害の関節鏡手術を受けた方がいました。案の定、膝蓋下脂肪体拘縮が着々と形成されつつあり、セッティングができませんでした。講義の合間に、少し膝蓋下脂肪体リリース行い、膝蓋骨の挙上と伸展(後傾)を誘導してのセッティングを行ってもらった結果、完全な膝過伸展とともに、膝蓋骨の最大挙上が可能になりました。

重要なのは。。。
術後0日からの膝完全伸展位でのセッティング!

日経ヘルス「ゆがみ解消プロジェクト」の取材

9月6日は日経ヘルス「ゆがみ解消プロジェクト」の第6回のミーティングでした。今回のテーマは肩こり。

肩こりの本質的な原因は何か??? これが分かればノーベル賞ものというほどのことではありません。今回モニターの方に体験していただいたのは、

①下位胸郭を広げる
②上位胸郭を挙上する
③上位胸郭のモビライゼーション

簡単な運動ばかりですが、皆さん感動の肩こり解消とともに、驚くほど魅力的な姿勢に。
詳しくは12月号。お楽しみに。

2010年9月6日月曜日

AOHALクリニックでの診療決定

AOHALクリニック(東京)はスキンケアを主体とするクリニックです。現在は麻布10番にありますが、10月末に六本木ヒルズに移転オープンします。それに伴い、蒲田が月1回”ゆがみケアクリニック”を担当することになりました。

クリニックの詳細はウェブサイトをご覧ください。http://www.aohalclinic.jp/  

”ゆがみケアクリニック”では以下のようなことを行う予定です。

・姿勢改善:美しい立ち振る舞いができるように。
・歩き方改善:姿勢を改善したうえで、股関節や肩をしなやかに使った歩き方を学習。
・骨盤・肋骨・背骨のゆがみ
・慢性の腰痛や肩こり
・O脚など膝の問題
・その他、整形外科では解決しなかった関節や筋肉の問題

詳細は2-3週間のうちにご報告できると思います。

2010年9月5日日曜日

美容PT2

美容PT報告の第2弾です。

今日も大転子周辺の脂肪の不均等分布(つまり殿部の肉の塊)を目的としました。15分間の皮下脂肪リリースで、大転子周囲で周径が51.5cmから49.8cmに変化(‐1.7㎝)、skinfoldにて7㎝から3.5㎝と大幅な改善が。。。

今後はセルライト対策も考えてみます。


ところで、美容PTがリアラインとどんな関係が???
実は美容PTは、筋間リリースなどリアラインのプロセスで行っていた徒手療法の副産物として誕生しました。意外なことに、皮下脂肪を筋膜から剥がすことによって、筋間の滑走性は驚くほど改善し、リアラインが進みます。

というわけで、美容PT(脂肪リリース)をもう少し追求してみようと思います。

日経ヘルス「足の悩み丸ごと解決」の特集が発売

日経ヘルス10月号のメイン特集は「足の悩み丸ごと解決」。今回は、特集の企画段階から参加させていただきましたので、エクササイズ、靴選び、足のケアグッズなど幅広くコメントさせていただきました。私の名前が全部で15回ほど出ています。

臨床的に足部の問題を解決するには、
1)足のゆがみを矯正
2)筋肉を鍛える
3)歩き方などを矯正する

といった流れで進めます。特に1)の足のゆがみ矯正には青竹ふみ、足部の筋や脂肪組織のリリース、そして足根骨のモビライゼーションなどを行ったうえで、インソールを装着します。

いずれ、この内容でも本を書きたいと思っています。

リアライン・セミナー報告

9月4日、横浜市スポーツ医科学センターにて、リアライン・セミナー<下肢編>を開催しました。リアラインセミナーは、全身の関節のマルアライメントの矯正を主体として治療法を紹介するセミナーです。蒲田が提唱するリアライン・コンセプトの各論を紹介するという位置づけとなります。

今回は、下肢編ということで、膝関節、足関節、足部という各関節別のローカル・リアライン、その上で片足スクワットなどの動的アライメントの修正を進めるグローバル・リアラインについて紹介しました。

主な内容として、
 1)膝の下腿外旋症候群に対するリアライン
 2)足関節背屈位不安定性に対する背屈位リアライン
 3)足部アーチのリアライン
 4)バランスシューズを用いたグローバル・リアライン
を行いました。下腿外旋アライメントの矯正により、膝伸展位の内反5横指の膝が2横指に、といった変化が生じます。また、バランスシューズを使い、確実に下肢の動的アライメントを改善する方法を実技にて解説しました。

今後、大阪、広島などでの開催に向けて準備を進めます。