6月12日、広島国際大学が主催する公開講座を開催しました。
第13回理学療法セミナー
テーマ 整形外科疾患治療のアートとサイエンス “投球肩障害予防の取り組み”
●内容:
投球障害肩のメカニズム、治療、予防において、投球フォームの異常をもたらす運動連鎖のタイミングの異常や、全身の個々の運動ユニットの機能的問題の分析と問題解決が必要とされる。一方、肩甲上腕関節の運動そのものに異常が存在する場合は、理想的なフォームで投球したとしても関節内の組織への過剰なストレスは避けられないのではないかと考えられる。すなわち、フォームの改善と肩甲上腕関節のキネマティクスの正常化は投球障害肩の治療や予防における両輪であると捉えるべきであろう。
今回のセミナーでは肩甲上腕関節のキネマティクスに焦点を絞り、その診断、外科的治療、最新のバイオメカニクス研究、保存療法の方向性について深く議論する。
●日時:6月12日 土曜日 15:00-18:00 (14時 受付開始)
●会場:広島国際大学東広島キャンパス 1号館2階 121号教室
広島県東広島市黒瀬学園台555-4513
* 当大学の駐車場をご利用ください。
●プログラム: 「投球障害肩の予防と対策:肩甲上腕関節のキネマティクス研究から」
講義1:肩関節キネマティクス異常と肩関節病変
西中直也(昭和大学藤が丘病院整形外科 助教 医局長)
講義2:投球障害肩における肩関節回旋キネマティクス
山内弘喜(広島国際大学大学院)
講義3:肩関節キネマティクス正常化を目的とした保存療法
蒲田和芳(広島国際大学理学療法学科)
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