リアライン日記・・体のゆがみを取り除くリアライン・コンセプト: 三角筋と肩後方タイトネス

2010年2月13日土曜日

三角筋と肩後方タイトネス

下のイラストは上腕骨と三角筋です。三角筋後部線維と上腕骨頭との位置関係を調べる研究を進めています。

後方タイトネスは,SLAPやインピンジメントの原因と考えられています。もしも,外転に伴う三角筋後部線維の上方への移動が不足すると,骨頭の後下方に三角筋後部線維はまきつくことになり,後方タイトネスを作ります。

私の研究室のI君は,この三角筋後方タイトネスのために外転可動域が60度しかありません。そして,この三角筋後部線維をめくりあげると180度の正常な外転が可能に。


下の図は、蒲田研究室の元野球選手N君の左肩です。赤が三角筋、青が上腕骨。下方につきだして見える方が三角筋後部線維です。ちなみに、この研究はN君らの卒業研究です。

45度 

135度 

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