リアライン日記・・体のゆがみを取り除くリアライン・コンセプト: リアラインcase study: 両膝変形性膝関節症

2011年6月25日土曜日

リアラインcase study: 両膝変形性膝関節症

最近治療した両膝変形性膝関節症の症例を紹介します。

5年前に最後に正座をして以降OAが進行したと思われる症例(女性)です。下の写真でわかるように典型的な内側型OAです。左が治療前、右が治療後になります。

治療は、
① 自動内旋運動
② 内旋位での下肢伸展・屈曲(ベッド上)
③ 腸脛靭帯、鵞足、ハムストリングス、膝蓋下脂肪体上の皮膚・皮下脂肪リリース
治療時間は、左右それぞれ15分間程度です。


黄色は脛骨粗面と足関節中央を結ぶライン、緑は機械軸を表します。両顆間距離(赤線)で1.8㎝の減少を含め、下腿外旋位が改善し、機械軸もやや外側に偏位しているのが分かります。

何よりも、立位、足踏み、歩行時の疼痛が消失し、右膝の伸展制限もほぼ解消できたため、確実にヒールコンタクトできる正常歩行が獲得。

上記の治療法の理論については、臨床スポーツ医学(6月号)に寄稿させていただいたRRRプログラムの紹介をご参照ください。





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