第2回のテーマは「膝関節下腿外旋症候群」。子供のスポーツ障害から変形性膝関節症まで、たいへん多くの膝疾患に共通に見られるマルアライメントです。下腿外旋症候群は2001年にスポーツメディシン誌の連載で私が使った言葉です。
最近、特に変形性膝関節症の発症・進行メカニズムについてよく考えます。マルアライメントはいつ起こるのか、それはどの程度改善可能なのか、そして予防は可能なのか・・・・。
私の中ではかなり答えは見えてきたように思いますが、証明するとなるとなかなか難しい。30年にわたる前向きコホート研究かRCTを行わなければ結論は導けない・・・。
以前紹介した下腿外旋症候群に対して、正常なスクリューホームを再学習させるリアライン・レッグプレスの発売が8月末にずれ込んでしまいそうです。レッグプレスの即時効果はかなりものですが、長期成績についての検証を進めなければと思っています。
リアライン・レッグプレス(GLAB) 69,300円
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