皮下脂肪が筋膜や他の軟部組織に張り付くと、皮下脂肪の分布が一様ではなくなります。
たとえば、大転子。
側臥位で寝るとき、通常は股関節は屈曲位。睡眠中、1日数時間にわたって脂肪が圧迫されると、股関節屈曲位で皮下脂肪が腸脛靭帯・大腿筋膜に張り付きます。
その状態で股関節を伸展すると、当然股関節の後方(つまり殿部)の脂肪にたわみが生じ、つまりいびつに膨らんだ殿部の”にく”が登場します。
その解決策は、皮下脂肪リリース。
大転子部の周径が54.0㎝だった24歳女性に、大転子周辺の脂肪リリースを行ったところ、直後に周径は52.5㎝に減少。しかも立位での下殿部のたまっていた”にく”にも明らかに変化が。
この技術、いろいろ使い道はありそうです。。。
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